AED(自動体外式除細動器)とは、心停止状態の心臓に電気的除細動(電気ショック)を与える救命処置用の医療機器です。
最近はAEDの認知度が高まり、設置される場所も増えていますが、いざというときに正しく使える自信はありますか?人が集まる企業では、できるだけ多くの人がAEDの使い方を学ぶ必要があります。
こちらではAED講習を受ける重要性や受講できる場所、東京で受講できる「シミュレーション救命講習」についてご紹介します。東京で救命講習の依頼をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
現在、日本では年間7万人以上の方が心臓突然死で亡くなっています。これは交通事故死よりも多い発生件数です。119番通報をしてから救急車が到着するまでは平均約8.6分。心停止を起こした人は3~4分程度で脳の回復が困難となり、電気ショックが1分遅れるごとに、救命率は10%ずつ低下します。
しかし、AEDによる除細動や心肺蘇生を行えば、救命の可能性は格段に上がります。実際にAEDを用いた場合、処置を行わなかったときと比べて、生存率が約6倍に上がるというデータもあります。
救急車を待っていては命を救うことはできません。その場に居合わせた人の早急な対応が重要なのです。
AEDは、人が多く集まる駅や空港、商業施設、会社などで設置が推奨されています。しかし、AEDがあっても実際に使えなければ意味がありません。一人でも多くの命を救うためには、なるべく多くの人がAEDの正しい使い方を理解しておくことが重要です。
企業研修でAED講習を取り入れれば、従業員やお客様の命を救うだけでなく、周辺住民や通りがかった人の命も救えるかもしれません。
東京においてAEDの使い方を学べる講習は、公的機関や民間団体が実施しており、講習内容や料金も各団体により異なります。具体的な申し込み先は、以下が挙げられます。
料金については、無料で受けられる講習から有料まで様々です。公的団体は比較的安価で、民間団体は費用が上がるものの、講習ごとに様々な特色があります。
とはいえ、なかなか講習を受ける一歩を踏み出せない実情もあると思います。特に公的団体の講習は予約が取りづらく、時間と場所が固定されており都合が合わない、人目が気になるという方も多いでしょう。
個人や企業様にぜひおすすめしたいのが、出張講習です。講習会場に出向かず、出張で講師に来てもらうことができます。職場や自宅などの指定した場所に講師が出向くので、移動の手間やコストがかかりません。
出張研修の依頼は料金が高くつくイメージがあるかもしれませんが、1名様あたりの金額でみると、通学とあまり変わらない場合も多いです。不特定多数の受講者が加わることがなく、質問しやすい雰囲気で進められるため、講習の効果は格段にアップします。
アドライフでは東京を拠点に、ご都合の良い日程・場所・時間に「シミュレーション救命講習」のご依頼を承ります。職場や自宅など、実際の現場で起こりうる状況に沿ってシミュレーションを行うため、どう行動すればいいかが明確になります。
企業研修、団体への講習、大学のサークルや部活動への講習、個人講習など、経験を問わず幅広く受講いただけます。環境に応じて、カリキュラムのカスタマイズも可能です。例えば、業務の中でよく行う作業などを想定して、より実践的な救命講習を実施いたします。
アドライフの講習では、本物のAEDに付随するパッドを実際に触っていただくことができます。一般的な救命講習のトレーニング用と本物では、粘着力が異なるのです。どうすれば正しい位置に正しく貼れるか、という点まで理解できる工夫をしています。
また、講習で使用するマネキンはBluetoothでiPad等のタブレット端末と接続され、自身の胸骨圧迫が適切な深さか、テンポが適切か、しっかりと元の位置まで戻せているかを確認します。定量的に確認できるため、自身の技術が正しいことに自信を持つことができます。
万が一AEDが無い場合の対処法など、通常の救命講習では学べない実践的な内容をお伝えします。
心停止は決して他人事ではなく、誰にでも起こりうることです。いざというときに大切な人の命を救えるよう、ぜひアドライフへ救命講習をご依頼ください。
日本では珍しい心停止経験者のインストラクターが、助けられる側と助ける側の立場から、より実践的な心肺蘇生法をお伝えします。企業の研修、団体様、大学のサークルや部活動、個人様まで最小1名様から出張講習が可能です。東京23区外からのご依頼も柔軟に対応いたします。1週間前までにお問い合わせ・ご予約をお願いします。
サイト名 | アドライフ |
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代表 | 小山 立人(おやま たつと) |
電話 | 03-6411-9858 |
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